11月25日までに、丸美屋食品工業（東京）は虫の一部が混入していたとして【とりごぼう釜めしの素】を自主回収すると発表しました。
混入していた虫の一部はゴキブリとみられます。
丸美屋【とりごぼう釜めしの素】にゴキブリが混入した画像や、どこで製造していたのか、詳しくお伝えしていきます。
目次
【とりごぼう釜めしの素】ゴキブリ混入の画像
購入者から「商品の内袋に異物が入っている」と指摘があり、その商品を確認したところゴキブリとみられる虫の一部が混入していた
丸美屋【とりごぼう釜めしの素】
ゴキブリが混入しているの画像を探してみましたが、残念ながら混入している画像はまだ確認できていません。
確認でき次第、アップしていきます。
購入者の指摘で発覚！
丸美屋食品工業は、『とりごぼう釜めしの素』の一部商品に異物混入が確認されたとして、対象商品の自主回収を発表した。
同社サイトでは「この度、弊社『とりごぼう釜めしの素』の一部商品におきまして、お客様より商品の内袋に異物が入っているとのご指摘をいただきました。弊社で現物を確認した結果、虫（ゴキブリと推定）の一部分が混入していることが判明いたしました」と説明し、自主回収を報告。
「お客様およびお取引先様には多大なご迷惑をおかけし、深くお詫び申し上げます」と謝罪し「なお、これまでのところ健康被害等の報告は確認されておりません。今後このような事態が発生することのないよう、品質管理体制を強化し、再発防止に努めて参りますので、何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と伝えた。
引用：産経オンラインより
丸美屋の釜めしの素シリーズは簡単で美味しく、とても人気ですよね。
「ごぼう」がアクセントになっていて、食感も香りもよい【とりごぼう釜めしの素】
ストックしている家庭も多いのではないでしょうか。
購入者から商品の内袋に異物が入っているとの指摘があり、丸美屋食品工業が現物を確認したところ、ゴキブリと推定される虫の一部が混入していることが分かりました。
ゴキブリは雑食性で、それこそなんでも食べます。
人の食べ物はもちろん、石鹸や毛髪、フン便・タンなどの汚物、動物・昆虫の死体なども食べ、エサがなければ共食いも。
エサがなくても、水さえあれば生存可能だ。夜行性で、時に病原菌などをつけて動き回り、「病原菌の運び屋」とも呼ばれているのです。
これまでに健康被害などの報告は確認されていないとのことですが、他の【釜めしの素】にも影響がでて来る可能性もありますよね。
【とりごぼう釜めしの素】は新潟県の日東アリマンで委託製造
丸美屋食品工業では、とりごぼう釜めしの素を含む製品を、国内の複数の工場で製造しています。
【とりごぼう釜めしの素】はどこで製造されていたのでしょうか。
ゴキブリの一部が混入されていた【とりごぼう釜めしの素】を製造していたのは、新潟県新発田市にある『日東アリマン(株)第一工場』です。
パッケージ側面にも記載されています。
また、内袋に製造所固有記号が記載されているので、その記号からもどこで製造されたのかがわかります。
丸美屋食品工業の製造所固有記号は
ゴキブリの一部が混入されたとりごぼう釜めしの素の内袋に記載されているのは、 U4230N54
Nは日東アリマン株式会社で、住所をみると第一工場で製造しています。
Googleの口コミには
「丸美屋さんの商品。 製造所は日東アリマンさん。 いつもありがとうございます。」と投稿されています。
【とりごぼう釜めしの素】にゴキブリの一部が混入した具体的な過程は分かっていません。
今後の調査で明らかになっていくでしょう。
過去にもあった、食品へのゴキブリ混入事件
過去にも、食品にゴキブリが混入していた事件はいくつかあります。
ペヤングソース焼きそばゴキブリ混入
2014年12月にまるか食品が製造するカップ焼きそば「ペヤングソース焼きそば」を購入した消費者が、麺にゴキブリの一部が混入していたという画像付きの投稿をTwitterに投稿。
発見されたゴキブリに加熱処理の形跡が確認されたことで、同社の製造過程で混入された可能性が濃厚となり、全工場での生産自粛と、全商品の販売を休止した。
まるか食品の担当者は、すぐさま、この写真をSNSから削除するように、投稿者にお願いしましたが、それが、かえって「不祥事隠しだ！」とばかりに騒ぎが大きくなり炎上。
さらに、ペヤングソース焼きそばを作っている工場の写真が流出。
食品の製造とは思えないほどの不衛生な環境が人々の目に留まり、ペヤングソース焼きそばに抱くイメージは最悪なものとなってしまったのです。
半年間の休業中に１０億円もかけて異物混入の再発防止策を行い、工場を一新。
工場ラインをクリーンルーム化にし、イメージを回復しました。
日清食品 冷凍パスタ「スパ王」にゴキブリ混入
2014年12月10日、日清食品冷凍(株)が製造・販売している冷凍パスタに、ゴキブリとみられる「虫の一部」が混入していたと発表した。同社は「経路は不明だが、具材に使用している野菜から混入した可能性が高い」として、同じ製造日の商品だけでなく、混入の可能性が否定できない商品約75万食を回収した。
2014年10月に静岡県内の工場で製造された「冷凍 日清スパ王プレミアム ブロッコリーの入った海老のトマトクリーム」と同じ製造工場、同じ製造日の「冷凍 日清もちっと生パスタ 焼鮭とブロッコリーの濃厚クリームソース」 、「冷凍 日清もちっと生パスタ ベーコンとブロッコリーのカルボナーラ」 が回収対象となった。
最初にお客さま相談室に「異物が混入している」と消費者から電話があったのが2014年11月10日。
この商品を引き取り、消費者に謝罪しましたが、混入経路が不明だったため、発表や回収はおこないませんでした。
12月2日と5日に、別々の消費者から同じような苦情電話が2件あり、調査をすると、3件とも「同じ商品、同じ製造工場、同じ製造日」だったのです。
そこで、関連性が高いと考え、DNA検査等をおこなうと、異物の正体が虫（ゴキブリと推定）の一部だと判明し、発表し約75万食を回収したのです。
マルコメ みそにゴキブリ混入
マルコメ（長野市）は２６日、公式サイトで、同社が製造した『プラス糀 生みそ 糀美人６５０g』にゴキブリと思われる虫が混入していたとして謝罪したうえで、自主回収すると発表した。
同社によると、製品を購入した消費者から「異物が混入している」と指摘を受けた。現物を検査したところ、ゴキブリの一部分と推定できるものが混入していたことが分かったという。外部の専門企業が製造ラインの点検を行ったものの、混入経路の特定には至らなかった。これまでに健康被害などの報告はないという。
引用：産経新聞より
混入の経緯はわかっておらず、これまでのところ健康被害などは出ていないということです。
同じ日に同じラインで製造した「プラス糀 生みそ 糀美人」の650グラム入りと325グラム入りの2種類で、賞味期限が「2024年12月」のもの、およそ10万点を回収。
マルコメ
は「お客様ならびにお取引先、関係者の皆様に多大なるご迷惑、ご心配をおかけしますこと深くお詫び申し上げます。弊社は今後も一層の品質管理の向上に努めてまいります。何卒ご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とコメントしています。
【とりごぼう釜めしの素】回収商品の確認方法
丸美屋【とりごぼう釜めしの素】にゴキブリの一部が混入していたとして、丸美屋食品工業（東京）では自主回収を始めました。
自宅にストックしてある【とりごぼう釜めしの素】は大丈夫なのか？
回収商品の確認方法をみていきましょう。
●対象商品
・商品名 とりごぼう釜めしの素
・JANコード 4902820211009
・賞味期限 2025.08.21/ラ
2025.09.03/ナ
・内袋印字 U4230N54
「とりごぼう釜めしの素」を購入した人は、インターネットの登録フォームから必要事項を入力
●登録フォーム（24時間受付いたします）
https://uketsuke-form.jp/modules/uketsuke_j3dqn5ha/
丸美屋食品工業指定の宅配業者が対象商品を回収し、後日、商品代金相当の「クオカード」が送られてきます。
インターネットの登録フォームが利用できない方は、お問い合わせ先まで連絡しましょう。
●お客様からのお問い合わせ先
丸美屋食品工業株式会社 とりごぼう釜めしの素 回収係
・フリーダイヤル ０１２０-５６６-２７５
・受付時間 ９時から１７時まで（土日祝・年末年始を除く）
※１１月２５日（月）、２６日（火）、２７日（水）は 9時から19時まで受付。
※お知らせいただくお客様の個人情報は、本件の目的以外には一切使用しません。
たとえ、自宅にあるものが対象でなくても、少しイヤな気分になりますよね。
食べるのにちょっと勇気がいります。
ゴキブリの一部が混入したという報道でのSNSの反応
丸美屋の【とりごぼう釜めしの素】にゴキブリの一部が混入し、自主回収の報道を受けて、ネットではどんな反応をしているのでしょうか。
Xへのポストはまだ少なく、批判的というより擁護的なポストが多いですね。
これから、どんどん増えていくでしょう。
まとめ：丸美屋【とりごぼう釜めしの素】のパッケージ裏面や内袋を今すぐ確認
丸美屋【とりごぼう釜めしの素】にゴキブリの一部が混入し、自主回収。その確認方法をお伝えしました。
たとえ、健康被害がないとしても、口に入るものですので、自宅にストックしている人は、今すぐ対象商品なのかを確認してみましょう。
今後の反応がどのようになるのか注目していきたいです