勤務していた三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客の金品を繰り返し盗んだとして、14日に窃盗容疑で逮捕された今村由香理。
2020年から4年半で総額14億以上もの金品を盗んだといいます。
今村由香理の義両親も銀行に勤めていました。
夫も、行員なのでは?と思いますが、夫は普通の会社員です。
ギャンブルとFXでで膨大な借金を抱え、貸金庫から窃盗を繰り返した今村由香理を詳しく考察していきます。
今村由香理の家族構成は夫と義父
引用:テレ朝nwesより
三菱UFJ銀行の貸金庫から顧客が預けた金塊を盗んだとして、警視庁捜査2課に14日、窃盗の疑いで逮捕された東京都練馬区の元行員、今村由香理容疑者(46)が、「(借金の)返済に苦慮して貸金庫の金品に手を付けた」と話し、容疑を認めていることが捜査関係者への取材で分かった。
引用:産経新聞より
令和2年4月~6年10月の約4年半で70人以上の顧客から14億円相当の金品を盗んだとみられる今村容疑者の家族構成をみていきましょう。
夫と義父の三人暮らしで子供はいない
いまむら由香理には夫と義父がいますが、義母は亡くなられています。
今村由香理と夫は長い付き合いの末、10数年前に結婚したといいます。
取材に対し夫は
「(犯行は)全くわかりませんでした」
と話している。
しかし、親族の男性によると
と言っていることから、『離婚』はその場しのぎだったのか、今後、離婚するつもりなのか、現段階ではわかっていません。
今村由香理の夫は行員ではない!家族の経歴は?
ここで、今村由香理とその家族の経歴をみていきましょう。
川村短期大学を卒業
1999年:合併前の東京三菱銀行に入行
2020年4月から2022年6月まで江古田支店の営業課長
2024年10月からは玉川支店の営業課支店長代理
一般職として入行しましたが、その後キャリアアップして総合職に。
1999年というと就職氷河期真っ只中です。
短大卒業後メガバンクに就職し、一般職から総合職になり、支店長代理まで務めて、順調にキャリアを積んでいた今村容疑者は、三菱UFJ銀行の中でも優秀な人材だったといえます。
第一勧業銀行(現みずほ銀行)
(現)三菱UFJ銀行
と、銀行に縁が深いメガバンク一族ですが、今村由香理の夫だけは行員ではなく、普通の会社員です。
行員と言うのは、誠実で責任感が強く、人当たりが良いといいますが、仕事柄なのか細かすぎたり堅物だったりするところがありますよね。
そんな両親を見て育った由香理の夫は、行員ではなく会社員を選んだのかもしれません。
夫の資産は4億5000万円の土地と賃料収入が
今村由香理が住む自宅の敷地と月極駐車場を含めた23区内の土地は夫名義で、200坪を超えるといいます。
また、同じ区内に夫が他の親類と共有する分の土地もあり、夫の土地資産だけで4億5000万円ほどに。
駐車場は25台ほどが駐車できる大きさで、近所で借りている人も多く、仕事で使うトラックや自家用車を停めています。
賃料は1カ月で1.4万円。月30〜40万円の収入になるはずです。
前出の親族の男性は
と言いますが、土地資産と駐車場経営による定期収入に加え、夫婦ともに会社員としても働いていて、十分すぎるほどの「資産家ライフ」ですよね。
老朽化している自宅のキッチンのリフォームとソファーを時々変えるくらいで、贅沢な暮らしはしてません。
今村由香理はフツーの主婦
今倉容疑者の自宅 引用:集英社オンラインより
今村由香理容疑者はどんな暮らしをしていたのでしょうか。
自宅は周囲に畑や古くからの民家もまだ多く残る、練馬区の一角にある木造二階建ての住宅です。
駐車場には古びたファミリーカー。
玄関先には庭木の手入れに使う脚立や植木バサミなどが無造作に置かれ、「10億円」とはあまりにも不釣り合いで、派手さの微塵も感じられません。
今村由香理について近所に住む女性は
こちらに嫁いで来られてもう10年以上は経っていると思いますけどね。そもそもご主人のお母様がこのあたりの農家で土地を持っていたこともあり、裕福なご家庭だとは思います。
ご主人のお父さんも昔は銀行に勤めていたので、お金持ちの御一家という印象ですね。
今村さん自身は派手な生活をしているという印象はありませんし、見た目も普通の方で、少しぽっちゃりした『主婦』って感じの雰囲気の方ですよ」
と派手な生活ぶりではなく、いまむら由香理も「見た目もフツーの主婦」だといいます。
しかし、一方では気性の荒い一面も。
近くに住む男性の印象は
お義父さんに関しては、昔から住んでいる方で町内会長を務めたりしていたこともありましたし、土地持ちという話を聞いたことがありましたので、名士というか、裕福な一家なのだろうとは思っていました」
と話しています。
堅実に見える生活を送っていたようですが、家庭内に「不和」が起きていたという証言もあります。
お嫁さんは近所付き合いをすることもほとんどなかった。平日の午前中にタクシーで移動する姿をよく見かけました。悪気はないと思うけど昔からちょっとキリキリした態度で、話しかけるのが怖いような雰囲気はありました」
と<近隣の男性住民が明らかにしています
土地持ちで裕福な一家と思われていた今村家。
周辺に土地をを駐車場として貸すなど、お金に困っている様子はなかったといいます。
気の強い一面もあるものの、派手に着飾ることもないフツーの主婦に見えた今村由香理でしたが、近所づきあいはなく話しかけにくかったようです。
今村由香理はギャンブル依存症!小規模個人再生を申請
引用:FNNプライムオンラインより
三菱UFJ銀行の貸金庫から巨額の金品が盗まれた事件で、14日、今村由香理容疑者が逮捕されました。
今村容疑者は、ギャンブルや投資などによる借金の返済に困り、貸金庫から金品を盗んだと説明。
盗んだ金品は14億円相当にのぼり、今後も増えていくとみられています。
今村由香理は15年以上も、競馬などのギャンブルにのめり込み、2013年には700万円以上の負債を抱え、小規模個人再生を申請しました。
資料によると、再生手続き開始の決定は2013年9月。
「平成25年(再×)第×××号」と事件番号が振られ、その下に「再生債務者」として今村の名前、自宅の住所が記されています。
姓は結婚後の今村。
その後、2014年1月に、「主文 本件再生計画を認可する」として、東京地裁民事部から個人再生の認可がおりていました。
一連の手続きは彼女が35歳ごろのもので、今から約11年前。
犯行開始(2020年)から約6年前までに今村は、簡単に返せないほどの借金生活で首が回らなくなった末に、いわば“自己破産寸前”の状態に陥っていたということです。
結婚後に小規模個人再生を申請し、認可がおりたことを夫は知っていたのでしょうか?
いまむらゆかり容疑者はギャンブル依存症だったと考えられます。
小規模個人再生の認可がおりた後も、ギャンブルがやめられず、さらに借金を重ねていたのでしょう。
そして、銀行では禁止されている、ハイリスクハイリターンのFX投資に手を出しさらに負債が膨れ上がってしまった。
今村容疑者は警視庁の調べに容疑を認め、「FX投資や競馬などで10億円以上の損失や借金があり、返済に困ったことから窃盗に手を染めるようになった」と供述しています。
貸金庫を財布代わりに
引用:FNNプライムオンラインより
三菱UFJ銀行の支店の貸金庫から顧客の金品を盗んでいた今村由香理容疑者。
被害を受けた貸金庫の利用者は70人以上で、合計被害額は約17億円以上(現金10億円と金塊7億円相当以上)に達する見込みです。
FX(外国為替証拠金取引)や競馬などで出した、多額の損失の穴埋めに盗みを繰り返していたと供述しています。
貸金庫管理責任者の立場を悪用し、お客が持つ正鍵ではなく、銀行側が管理している副鍵を使って犯行。
金庫から抜き取った現金を他の金庫に補填し、発覚を遅らせていました。
また、犯行前には客の貸金庫の中身や利用頻度を事前に調べ、盗む対象を選定していたとみられます。
顧客の貸金庫から金品を盗み、別の顧客の金庫から補填、まさに自分の財布のように貸金庫を利用していたのです。
まとめ:
「今村由香理の夫は行員ではない!!メガバンク一族の中で窃盗を繰り返した由香理とは絶縁か」をお伝えしました。
今村由香理は15年以上も、競馬などのギャンブルにのめり込み、借金がかさみました。
ギャンブルでの借金のためにFXに手を出し、さらに負債が膨らに10億以上にもなったとみられます。
自信の立場を利用して、顧客の貸金庫から金品を盗み、また別の顧客の金庫から補填するなどして、70人の顧客から14億以上も盗んでいたといいます。
今後の捜査でさらに増えるといい、17億はくだらないといいます。
貸金庫から窃盗を繰り返した今村由香理、メガバンク一族から絶縁されてもしかたないでしょう。
今後も注目していきたいですね。