19日朝、中国湖南省の小学校前で男が運転する車が暴走し、登校中の児童や歩行者などがねられ、多数の負傷者がでました。
拘束された運転手の男は、微博(ウェイボー)で犯行予告をしていたという人もいます。
犯行予告を投稿した内容などから犯行の動機が分かるかもしれません。
運転手の39歳男は微博で犯行予告していた!?
19日午前7時40分ころ、湖南省常徳の小学校に車で突っ込んだ39歳の男
「微博(ウェイボー)で犯行予告していた」という説がありますが、20日現在、犯行予告の書き込みは確認できていません。男が身柄を拘束されたため、当局により消されたという人もいます。
「9歳の息子へのいじめ」が犯行動機とネット上に出回っていましたが、39歳の男は、この学校に通う児童の保護者ではないという説もあり、犯行動機も今のところ分かっていません。
今後の捜査で明らかになることでしょう。
犯行動機などが明らかになりましたら、追記していきます。
叫び声や横たわる人で小学校前がパニックに
事件があった、現地時間19日午前7時40分ごろ、湖南省常徳市内の小学校前に車が突っ込み、登校中の児童や歩行者が複数はねられました。
車は意図的に小学校敷地内に入ろうとして、警備員や児童、保護者などを次々とはね、路上に横たわっている人や、大人に手を引かれ逃げる子、「助けて」と叫びながら小学校に走っていく児童など、現場はパニックに。
中国SNSに投稿された現場がパニックになっている様子
またしても子供が犠牲になる無差別な襲撃に、怒りがこみ上げてきます
負傷者は多数でたが命の別状なし
学校に通う児童の保護者は、8歳の子供を送り届けて学校から離れようとしていたその時に、襲撃の音を耳にし、「10数人がはねられて、何人かは重傷を負ったけれども、幸い救急車がすぐに到着した」と話していました。
けが人は病院に運ばれ治療を受けており、命に別状はなく、死亡した人や重体者はいませんでした。
10数人がはねられたと目撃した人が語っていますが、負傷した正確な人数は発表されていません。
負傷された方の一刻も早い回復をお祈りいたします。
暴走車の運転手39歳男をボコり身柄を拘束
車を暴走させ、複数人を負傷させたのは39歳の男。スポーツ多目的車(SUV)を運転して小学校に突入しました。
犯行後も運転席に座る39歳男
通行人らがスコップ等で叩き車を止める
激しく怒る親や通行人などが雪かきスコップ等で車を叩き、反対側から降りてきた運転手を大勢で取り囲み、殴打し取り押さえました。
警察は車を運転していた39歳の男の身柄を拘束し、捜査しています。
まとめ:小学校前で暴走した車に巻き込まれた小学生の心の傷は深い
中国湖南省常徳の小学校前で車を暴走させ、多数の負傷がでた事件をお伝えしました。
登校中に暴走車によってはねられた児童、そしてその光景を目にした児童の恐怖は計り知れないものがあります。
心に深い傷を負ってしまったことでしょう。
運転していた39歳の男の犯行動機や、なぜ小学校前だったのか、今後の捜査に注目していきたいですね